地紋に羽根が舞う、ごく細い糸で織られたやわらかなアンティークの錦紗は、肩にかければふわりと軽く、袷とは思えないほどです。
纏うひとを、いっそう優艶に見せる淡い紫の小紋には、大輪の紫陽花を染めた帯、帯留は翡翠の蝶を合わせました。
立夏を越して、いよいよ萌えわたる緑。
それを色濃くするように訪れる梅雨を、紫陽花も日々蕾をふくらませながら、心待ちにしているのではないでしょうか。
疋田絞り和本に羽根袷小紋(着物14-4-8) 59400円
身丈:4尺2寸(約159.6cm) 裄:1尺6寸5分(約62.7cm)
紫陽花模様染名古屋帯 32400円
翡翠蝶帯留 42120円
松田