筒描きの帯

筒描きの帯世界中の個性的な布が並ぶなかで、ひときわパワーあるジャパンブルーがあります。
それは「筒描き」です。

筒描きは日本古来からある、防染糊を用いた染色方法です。
主食である米の粘着性に気が付いた先祖は、糊を作って生活の様々なものに利用しました。
染織の工程でも糊は必要不可欠です。
渋紙の筒に糊を入れて防染し、大らかに描いた図柄はとても魅力的で藍が美しいです。

この帯の魅力も写真でお伝え出来ると思います。
淡く色のついた,、これは何の花でしょうか、葉といいあまり見たことのない形をしています。
どこか神秘的な感じがしますね。
唐草花文のようですが、筒描で表現された全体絵図はいったいどのようなものだったのでしょう。
いろいろ想像をめぐらすと楽しいです。

着物も深みのあるの紬を合わせてみました。
いにしえからのジャパンパワーを、ぜひ手に取ってご覧下さい。

筒描き名古屋帯  58,800円
本場結城袷着物  96,600円
身丈:4尺1寸3分(約157cm) 裄:1尺6寸5分(62.5cm)  

海老沢

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