家の近くの社(やしろ)では、ご神木早咲きの寒緋桜が満開です。
毎年あっという間に花咲く濃いピンク色の花びらは私の心をウキウキさせてくれます。
春ってこんなふうだったかしら?今頃だったんだわ?
立春の頃咲き出す事を毎年忘れてしまいます。
まだまだ寒い毎日ですが、この花が咲く頃、私の着物ライフもちょっと明るい色が恋しくなります。
灯屋2に出会ってからのお気に入りは、結城紬に外国裂の帯。
冬は丸ぐけにこっくりした色の帯揚を合わせていますが、小さな春の声を聞き、淡いやさしい色を身につけてみたくなりました。
これだから着物ライフはやめられません。お洋服もきらいではありませんが、四季のある国に生まれ、季節を感じることができるほど、程よく歳を重ねた者にとってやはり着物は魅力的です。
今回ははじめての方にも気軽にお召しいただける紬のコーディネイトをご紹介いたします。
着物: 生成地に茶色の絣紬 44100円
身丈:4尺2寸5分(約161.5cm)
裄:1尺8寸2分(約69.2cm)まで可
帯:インドネシア・バリ島プランギン名古屋帯 47250円
ビーズ刺繍半衿 7350円
トンボ玉帯留 5040円
銀座店 酒井