月灯りに、猫が2匹。
そろそろ寒くなり身を寄せ合うようにしています。
薄滅紫色の織地が月夜の時刻に不思議とあい、その灯りの色めのような久米島紬にあわせてみました。
当店のオリジナル刺繍帯です。
「作家の猫」という本もあるほど、古くより文化人にも好きな人が多く描写されてきました。
猫の表情が可愛らしく、シャープな視線がキャラクター化していない自然な仕上がりになっています。
猫がお好きな方へ、今「甘いねこ展」がとらや東京ミッドタウン店内ギャラリーにて始まっています。
全国各地の張り子や土人形の展示や猫の形ではないですが限定のお菓子販売もあるそう。
ようかん「にけ」という菓子は上下が黒白で分かれ、枕草子の一節より「猫は上のかぎりくろくて、腹いとしろき」のイメージで造られたそうです。
久米島紬 126,000円(着物13-11-4)
身丈 4尺2寸5分(約161.5㎝) 裄 1尺7寸3分(約65.7㎝)
月に猫図刺繍開名古屋帯 126,000円
斉藤