10月は袷といっても毎年単衣をしばらく着ているのが実際のところ。
お集まりで帰りが遅くなっても羽織ものがあれば気温差に対応できます。
柔らかな更紗に綿唐桟を合わせての灯屋ならではの羽織をご紹介。
袖口裏布もまた違う更紗柄を使い、遊び心をちょっぴりと。
インドとは違う日本の感性による独特の和の更紗。
機械捺染により連続の細かい柄など一度に染められることで着物の更紗が製造されたよう。
趣味で古布を扱う人の間では和更紗とは分け「大正更紗」と呼んでいるそうです。
今もたくさんみかけますが、個性的な柄は少し手を加えるとおしゃれになり、もっと評価されてほしいなと思います。
大正更紗と綿唐桟切継羽織(着物12-2-6) 94,500円
身丈:2尺6寸(約98.8㎝)
裄:1尺7寸(約64.4㎝)
斉藤