まだまだこの残暑ですが、実は毎年この時期を楽しみにしています。
薄物を纏う感覚はこのシーズンにしか味わえず、去りゆく夏を思い出しながら、ちょっとしっとりした気持ちにもなったりして…
HP商品では、ひと足早い秋の物をご紹介いたしましたので、ここでは、まさに今お召しいただけるさらっと軽い単衣。
ご覧いただくだけでも、穏やかな気分になっていただけそうです。
雲取りから見え隠れする秋に咲く野の花達。
雲取りには、青海波の地紋様。
草色、薄色、墨色の3色雲取りに散る銀は、静かな月灯りに光る露のしずく。
虫達は、束の間の円舞を身体中でよろこんでいるかのようです。
雲取りに秋の小花単衣 68000円 お仕立て直し
身丈:4尺1寸(約155.8cm)
裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
市松地紋様に露芝と虫の刺繍名古屋帯(帯巾少し細く7寸8分)62000円
金・オパール扇の帯留 43000円