茶鼠色の絞り紬地に、染と蛍には刺繍が入っています。
蛍は5月~6月頃が盛り。
平家蛍・源氏蛍・姫蛍といろいろな名があります。
宇治には平家と源氏が争って入り乱れた激しい合戦を「蛍合戦」と呼ぶ民話があり、蛍が一団で集まる習性を観てのことかと思います。
飛んでいるところを時々見ると、まだ日本にもきれいな水源が残っているかと思い、ほっとしますね。
色目が渋いので、烏の子と薄水色の紬にあわせてみました。
紅花紬単衣 58,000円
身丈 4尺1寸3分(約156.9cm)
裄 1尺7寸3分(約65.7cm)
袖丈 1尺2寸(約45.6cm)蛍の図刺繍名古屋帯 62,000円
トンボ玉付二部紐 12,600円
斉藤