ひと嵐去るごとに、暖かくなっていきますね。
今時分の季節におすすめしたいのが、綿薩摩です。
ごく細い木綿糸をしっかりと打ち込んで織り上げられており、それゆえしなやかな肌なじみの良さと心地良さは、きものを着つくして、最後に行きつくのはこの綿と言われるほど。
絣締めは、大島紬と同じ技法である締機(しめばた)を用います。
現代薩摩絣の礎を築いた、永江明夫氏率いる東郷織物の証紙には、武者小路実篤が綿薩摩の着心地に感動して贈ったという「薩摩絣、手織絣、誠実無比」の言葉が。
トルソーに着せた2枚は、みじん格子の大変使いやすい色目で、外国布もよく合います。
もちろん藍染のものもご用意しております。
希少になりつつある綿薩摩の着心地を、ぜひ味わってください。
赤茶色みじん格子 単衣(着物13-2-15 証紙付き)168,000円
身丈 4尺2寸3分(約160㎝) 裄 1尺7寸5分(約66㎝)
インド更紗名古屋帯 126,000円若草色みじん格子袷 126,000円
身丈 4尺2寸5分(約161㎝) 裄 1尺8寸(約68㎝)
ウズベキスタン アドラスのコラージュ名古屋帯 220,000円
松田