新春の装いにぴったりのお着物のご紹介。
落ち着いた橙色に白梅を散らせた友禅付下と、大変珍しい江戸裂を宝文様に切り抜いてコラージュした名古屋帯です。
お太鼓には、丸くなって赤いリボンを首に巻いた二毛猫を刺繍しました。
前部分に隠れ蓑、お太鼓には七宝に分銅とお宝づくしで、猫に小判とはいいますが、この猫はたくさんの宝物を夢に見ているようです。
江戸裂の深い味わいを、こんなにかわいらしく楽しめる帯もそうそうありません。
お着物は絵羽模様になった付下で、背に縫い紋が入っているので、織りの帯をあわせれば礼装にもお召しいただけます。
1月はしんと冷えていますが、暖かい色を着た日は、猫と一緒に心も丸くなりそうですね。
白梅散らし友禅付下 63,000円
身丈 4尺2寸5分(約161cm) 裄 1尺7寸(約64cm)江戸裂宝尽くしに猫刺繍名古屋帯 79,800円
松田