新春を彩る帯合わせをご紹介します。
江戸小袖解きの帯です。
帯をメインに引き立たせる為、共に控えめな着物とあわせました。
霰のような雪散しにみえる藤色小紋には、桜柄の深い水浅葱色縮緬地帯。
サーモンピンクの紬には、梅松柄の御納戸色の帯。
こちらの帯は網代に松の地紋もはいり、より格調高くなっています。
小袖はまさに「見せて楽しむ」デザイン。
その裏には、クオリティと技術の高さがあるからこそです。
来年2013年1月4日(金)より千葉市美術館では「kimono beauty」と題し、ボストン美術館所蔵のうち、明治期に来日し日本文化を愛したアメリカ人医師ウィリアム・ビゲローの
収集品を加え江戸期から昭和の着物が里帰り。
女性の美しさに彩りを与えるのは世界共通。
きものは、ファッションの世界においても魅力的なのですね。
左から
江戸小紋 22,050円
身丈 4尺 (約152cm)
裄 1尺6寸5分(約62.7cm)
袖丈 1尺1寸6分(約44cm)
桜図江戸裂名古屋帯 231,000円本場結城紬 89,250円
身丈 4尺 (約152cm)
裄 1尺6寸5分(約62.7cm)
梅松図江戸裂名古屋帯 168,000円
斉藤