インドネシアの「カイン・ロチャン」とインドの布帯をご紹介。
「カイン・ロチャン」はバティックでも絹布で染められたもの。
この名は、青色(黒色、緑色との説もある)の絹布を意味するので、見るものは褐色の渋い色彩が多いです。
控えめな深川鼠(ふかがわねず)のようなカラー。片身替りの結城の緑になじむので選びました。
緑に見えて、実はルーペで見ると、「鉄紺、薄縹(うすはなだ)、桑茶」の色系で構成されています。
目ではわからない色のマジックですね。
先人に着こまれた紬の柔らかさは当店のおすすめ。
そして、少し気の早いクラスマスカラーの帯。
9月仕入れのインドサリーの布からの仕立です。
紅色にスパンコール入り、ライトに美しく映えます。
赤いサリーは花嫁の色と言われているので、ハサミを入れてしまって少し心苦しい気持ちです。
今月のブログは、渋谷とスタッフが日本を飛び出し探し求めた布々。
私達の「旅のあしあと」を感じて頂けると嬉しいですね。
結城紬片身替 168,000円
身丈 4尺2寸(約159.6cm) 裄 1尺7寸5分(約66.7cm)
カイン・ロチャン名古屋帯 48,300円
インドムガシルク袷 189,000円
身丈 4尺1寸(約155cm)
裄 1尺6寸5分(約62cm) 1尺8寸(約68cm)まで可
袖丈 1尺2寸(約45cm) 1尺3寸(約49cm)可
インドサリー刺繍名古屋帯 58,800円
※ 帯は2点とも11月15日(木)の展示会からの販売となります。
銀座店 斉藤