企画展「寄せ裂帯を楽しむ」②

寄せ裂帯のお楽しみ、次は、

秋田西馬音内盆踊りの端縫い衣裳につかわれた裂の数々が、素晴らしく美しい帯となってお目見えします。

先祖供養のため、亡くなった方の着物を集めて端縫いとしてまとい、盆踊りの衣裳となっています。
編笠で顔を覆い袖を振る、情緒あふれる踊りと共に、その衣裳は東北の夏の風物詩となっていますが、こちらは中でも秀逸の一枚です。

深い色の重なりが感動を呼びます。