そろそろ美術館のイベントやコンサートなど、秋の催しものも楽しみになります。
いつも藍や茶を着る私も、たまには薄色に挑戦します。
汚してはいけないと、やや緊張した面持ちでいつもより丁寧な所作。
緊張感も気持ちがしゃんとするものです。
そんな薄色着物に本塩沢は、いかがでしょうか。
薄練色に紫、黄、茶、青緑の細い染糸。
無地感覚でありながら地味になりすぎない良さを持ち合わせています。
帯は、草ビロードの付帯。
アフリカのけっして裕福ではない彼らにとって、布は特権階級の権威の象徴。
意味をもつ特別なものの為、迫力が違います。
今、文化学園服飾博物館では「アフリカの染織展」が開催中。
9月21日(金)までとなりますが、この機会に熱帯の布に触れてみて下さい。
本塩沢単衣 54,600円
身丈 4尺2寸5分(約161.5cm)
裄 1尺7寸5分(約66.5cm)アフリカ草ビロード付帯 126,000円
銀座店 斎藤