蚕起食桑、紅花栄(かいこおきてくわをはむ べにばなさかう)

七十二候によれば、5月後半は「蚕起食桑紅花栄」。蚕は元気に桑を食べ、紅花は生き生き花を咲かす、誠にお着物好きにはありがたい季節ですね。

6月に近づけば、単衣も“うすもの”に。やがて絽、紗、麻、上布・・・季節の移りに合わせて、装いの楽しみは尽きません。
盛夏を前に、柔らかで軽やかな“うすもの”のご紹介です。

着物っていいなぁ〜と女に生まれた喜びを、ぐーんと感じるなんとも繊細な美しさ!

写真上:23−05−52 縦絽筧に秋草単衣5つ紋 裄1尺7寸、身丈3尺9寸5分 44,000円

23−05−60 間垣に萩とトケイソウ名古屋帯 66,000円

写真下:23−05−12  藤紫地秋草の付下げ 裄1尺7寸3分、身丈4尺1寸 66,000円

21-08-08 花々絽縮緬名古屋帯 88,000円