急に気温も低くなる12月💫暖かく身体を包む、真綿の紬の季節です。
藍の結城縮みにインド茜金モールの帯をお召しになってらっしゃいます。
インドネシアの王族たちが、儀式の際、用いた美しい金モールで織られた布を灯屋2でお仕立て直した名古屋帯です。
金モール織やインドネシアパレンバンで織られたリマールの帯も他にもいろいろ取り揃えて、ございます。
「赤い帯は、楽しい♪」灯屋2銀座店からのメッセージです✨
こちらは、久米島紬の黄色まで入った色絣に浦野理一の経節紬の無地帯を合わせた装いです♫♪
スマートなラインに大きな絣もよく映えて✨煉瓦色の無地帯が、ぴったりの素敵なお着物姿です。
久米島は、日本で、1番最初に縦横絣が、伝わった場所と言われています。
1人のひとが、糸作りから、絣の図面を書いて、糸を染め、織り上げる。。
最後の仕上げ作業だけは、ユイマールと呼ばれる共同作業によって、1つの反物が、出来上がります。
こちらも久米島紬ですが、とても珍しい、色と細かな絣。
帯も花織された、丸帯です。
昔の物は、本当に気の遠くなるような手間のかけ方で、素晴らしい物が、あるとつくづくと気付かさせてくれます。
代表的な泥染めの久米島紬に紫根染め絞りの帯を合わせて、シンプルで、美しい手仕事を尊ぶような着こなしです。
茶と藍の紬が、あれば、何でも着こなせちゃいますね。
暖かい紬と言えば、代表選手の本場結城紬です。
細かな絣の結城紬にインドネシアの楽しい織の付け帯を締めて、小物のブルーが、効いてますね!
同じお着物にも、帯が、かわるとまた、ちがった表情になります。
ベルギーで見つけたネックレスを外したデコの渦巻きを帯留めにして♪♫
結城紬が、無形文化財に指定されるまでは、結城縮みが、主流だったそうです。
緯糸にしっかりと撚りのかかった糸で織られた、昔の結城縮みの着心地は、それはもう、極上❣️
洗い張りでよく水をくぐった、しなやかな結城縮みを灯屋2銀座店の愛好家で「紬縮緬(つむぎちりめん)」と呼んで大切にしています。
帯は、大正時代の縮緬でしっとりとやさしさが、漂います。
細い縞の真綿紬には、サマルカンドの青い空を思わせるアドラスを帯にした装いです。
これから、紬を初めてみようというお客様。
早速、お召しになって、寄席におでかけされるとうれしいお言葉❣️ありがとうございます♪
ご来店お客様の装いは、まだまだ、続きます♫♪