今日ご紹介するのは秋の始まりに締めていただきたい帯。軽めの素材を選びました。
まずは大正更紗の切継ぎ帯です。素材は綿で軽やかな締め心地です。
大正時代にローラー捺染が登場し、以前より長い反物が作りやすくなり、”大正更紗”も作られるようになったとのこと。
主に男性の間着に用いられたこの洒落た布の色合いは、現代では渋カワといったところでしょうか。
その更紗をこのように様々に組み合わせて、どこにもないおしゃれな帯を作りました。
放射状など様々な形状に美しく継いだ動きのあるお太鼓の表情。
素材の綿は、唐山とも綿薩摩とも違う、ふっくらとしたやさしい手触りです。
次にご紹介するのは、インドネシアの古都ジョグジャカルタの王宮に伝わるソガ染めのバティックに格子の紬を合わせた新作帯。
すっきりと秋の始まりと共に締めていただきたい1本です。よく見ると、バティックにビーズが施されていてさりげない華やかさもありますね。
8月中は10%のクーポンを進呈しております。ぜひお運びくださいませ。
紬とバティックの継帯 22−06−54 85,000円
銀座店 販売ギャラリー
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