「令旬のひとえ展」いよいよ今週末12日(日)までとなりました。
連日、たくさんのお客様にご来店いただきまして、誠にありがとうございます。
今日ご紹介の帯は、黒の紗帯に、カワセミや葦の模様が美しい刺繍で表現されたもの。水面に何か美味しいものでも見つけたのでしょうか?美しい羽根を広げて、飛んでくる情景が何とも躍動感にあふれています。
帯留も、水面に留まる蜻蛉の姿を表したもの。黒い練り物の羽根、一粒のガラスが水滴のように見えます。
合わせた着物は、檜垣文様の夏大島。さらりとした肌触りでやや透け感のある絹地、これからの汗ばむ季節から真夏まで重宝しそうです。
初夏に近づくにつれて、地面に照り返す日の光が、まぶしく感じられます。そんな時の着物でのお出かけは、色数をおさえ、水紋や蛇籠、トンボなどのモチーフで季節感を取り入れると、見た目にも涼やかに感じます。
ぜひ、日傘をさして、爽やかにお着物でお出かけくださいませ。
黒地カワセミ刺繍紗名古屋帯(帯18-8-13):140,000円+税
夏大島:ご売約済
身丈:4尺1寸(約155cm)
裄丈:1尺7寸3分(約65.5cm)
水面にトンボ帯留(サンプラ・ネリ・ガラス):ご売約済
「令旬のひとえ展」
会期:令和元年 5月1日(水)~12日(日)
11:00〜20:00(日祝は19時閉店)
会場:灯屋2銀座店
東京都中央区銀座2-6-5アサコ銀座ビル2F
詳細は、こちらをご覧下さい。