「ジュイのトワル」と言われる、フランスのジュイ工房の更紗をコラージュした帯3点をご紹介。
「明治37年 裂帳」と明記された裂見本帳を2冊、ふとしたことで入手したことから今回の帯が完成しました。
ヨーロッパの産業革命に後押しされた染色技術の成長は、明治の日本人の目にどのように映ったことでしょうか。
鮮烈な色はトルコ赤、クロムイエローと言われる合成染料によるもの。
裂帳から一枚ごとに糊をはがし、接ぎ合せて、こんなにステキな帯に姿を変えました。
110年ほど前の裂帳なので、それほど多くの帯が作れなかったことが残念ではあります。
これらの帯は4月1日からの「外国布の帯展2013」にて展示致します。
ぜひ、ご来店いただきご覧いただければ幸いです。
渋谷