2011年8月5日からの「丸山美術帯留とかんざし展」にて販売の帯留とかんざしを一部紹介します。
べっ甲のかたまりを彫って作った、手の込んだ品です。
黒い部分は黒べっ甲を貼ってあります。
裏を銀にして帯留に拵えた、大変珍しい品です。
銅の板を打ち出して作ったものです。
葉の所々には金メッキの技術が使われています。
銀の塊から彫って作られており
繊細なつくりが美しい帯留です。
ぼけ珊瑚と呼ばれる柔らかい色は
戦前とても人気があった色だそう。
18金で作られた裏も凝っています。
花は貝、葉は金メッキ、軸は銀で出来ています。
白っぽく蒸しあげたべっ甲を使っています。
遊び心溢れる意匠です。
軸は真ちゅう、蝙蝠は瑪瑙でできています。
つける位置で角度を変えられます。
お気に入りのものはありましたでしょうか?
ご来店を心よりお持ち申し上げます。
銀座店 白井