駒木みなみ(東京都生まれ)、槇田洋子(千葉県生まれ)
ともに世田谷区在住。長男同士が小学校の同窓という間柄で、20年来の親友です。
鎌倉彫を始めて駒木は17年、槇田は7年の経験を持っています。
カリカリと木を掘る時の音や匂い、その静かな時間にとても癒されます。
堀の表現は多様で奥深く、面白いけれど難しいもの。まだまだ修行途中です。
2人して着物好き。2人で着物を着る機会を増やして楽しんでいます。
灯屋の方たちに言わせると双子のように雰囲気が似ているとか。
そんなふたりが自由に楽しく、また相談しながら帯留を掘ってみました。
着物や木彫りが大好き!という私たちの気持ちを感じていただけたら幸いです。
駒木みなみ作
帯留 椿
11月25日からの展示会にて展示
鎌倉彫りにおいても椿は重要なモチーフとして彫られることが多く、古典の中にも気品ある椿や愛らしい椿がたくさん出てきます。
私にとっても椿はなんであれ魅かれる文様です。
着物、帯、小物、器などに描かれる椿に見とれます。
帯留に表現される椿の花もまた様々。
一度は彫ってみたかったのですが、少し強い椿になってしまいました。
槇田洋子作
帯留
11月25日からの展示会にて展示
大好きな古典柄から離れ、自由な発想で彫刻等を動かしてみました。
平面に描いた図柄が思い通りの堀になるかがとても難しいところです。
ベースにある月のイメージに大小の丸を描くことで、ポップで面白いものに仕上がりました。