浦野理一の布を継ぐ
「継ぎ裂」 展 のお知らせです。
2016年以来温めてきた企画展を、やっと開催することになりました。
浦野理一の残した膨大な小布(こふ)を一枚一枚継いで、きものやおびにしていく中で、その裂に宿る浦野さん父子の60年におよぶ仕事への想いや、培われた美意識も、しっかりと継いで行くのだということに気付かされました。
そして、展示会を「継ぎ裂」展、その作品を「継ぎ裂きもの」「継ぎ裂おび」としました。
今、その作品群を見て、確かにこれは、灯屋2にこそふさわしい仕事だったのだと確信しています。昨日、一昨日と図録のための撮影をしましたが、新たな命を吹き込まれた継ぎ裂たちが、美しいきものやおびとして蘇りました。
どのように美しく蘇ったのか。それには、どうぞ図録のでき上りをご期待ください。
10月初めにはご覧いただける予定です。
なお今回は、どちらへも神出鬼没のプロヂューサー山田英幸さんの助力も得て進めて行きます。
灯屋2 渋谷公子
浦野理一の布を継ぐ
「継ぎ裂」展 ー 灯屋2
会場 洋協ホール 中央区銀座6-3-2
Tell 03-3571-3402
会期 11月21日(土曜日)〜26日(木曜日)
#詳細は追ってお知らせします。 また、ブログ、インスタ、FBもご覧下さい。