月別アーカイブ: 2022年8月

日々の着物

雨がふるごとに、秋らしくなってきました。

暑い夏が終わって単衣の季節が近づきました。

重陽がすぎる頃には、単衣着物に衣替えでしょうか。

ご紹介の着物は、錦紗の小紋です。

暈しの地に流れるように萩が描かれて、これからの季節に纏いたい着物です。

露芝に虫の帯を合わせて、秋の装いになりました。

萩文様の単衣  77,000円(税込) (着物22-08-07) ※お仕立て直し

身丈:4尺1寸(約155.8cm)
裄:1尺6寸8分(約63.8cm)
袖丈:1尺3寸(約49.4cm)
袖巾:8寸5分(約32.2cm)
前巾:6寸5分(約24.7cm)
後巾:8寸(約30.4cm)

 

露芝に虫づくし袋帯   25,000円(税込)

長さ:1丈4寸(約395㎝)

巾 :8寸1分(約30.4㎝)

 

緑石帯留 15,400円(税込)

 

秋の始まりの帯

今日ご紹介するのは秋の始まりに締めていただきたい帯。軽めの素材を選びました。

まずは大正更紗の切継ぎ帯です。素材は綿で軽やかな締め心地です。

大正時代にローラー捺染が登場し、以前より長い反物が作りやすくなり、”大正更紗”も作られるようになったとのこと。

主に男性の間着に用いられたこの洒落た布の色合いは、現代では渋カワといったところでしょうか。

その更紗をこのように様々に組み合わせて、どこにもないおしゃれな帯を作りました。

放射状など様々な形状に美しく継いだ動きのあるお太鼓の表情。

素材の綿は、唐山とも綿薩摩とも違う、ふっくらとしたやさしい手触りです。

次にご紹介するのは、インドネシアの古都ジョグジャカルタの王宮に伝わるソガ染めのバティックに格子の紬を合わせた新作帯。

こちらも素材は綿と軽めの紬。

すっきりと秋の始まりと共に締めていただきたい1本です。よく見ると、バティックにビーズが施されていてさりげない華やかさもありますね。

茶系の着物がおすすめですよ!

8月中は10%のクーポンを進呈しております。ぜひお運びくださいませ。


大正更紗の継帯 20−09−03  132,000円

紬とバティックの継帯 22−06−54  85,000円

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単衣が恋しい季節になりました

8月の猛暑が少し収まると、何故か単衣が恋しくなりますね。

少しソワソワしている方、いらっしゃいませんか?

本日ご紹介するのは単衣のコーディネート。

まずは伊平織の単衣。

深い紫色に黒と白の糸が入り奥行きのある色、とても味のある着物です。

合わせたのはオリジナルの継帯。古い布が使われています。胴前は明るい配色ですので早めに使っていただけそうです。

次も大人気の郡上紬の単衣です。

グレーと薄い黄色の横段が何とも言えない雰囲気を醸し出しています。

合わせたのはオリジナル創作帯。

茄子やイチゴや蟻、蝶々等が可愛くコラージュされています。秋茄子とも言いますから、秋の始まりでも大丈夫、帯の地色も良いですね!

ぜひ、秋一番のおしゃれ着にご検討くださいませ!

8月中は10%のクーポン券を進呈しています。ぜひこの機会にお求めくださいませ!

紫伊平織着物 22-05-31 裄1尺7寸8分、身丈4尺1寸5分 154,000円

継帯 22-04-03 80,000円

黄色郡上紬 22-04-44 裄1尺6寸8分(1尺7寸8分迄出ます)、身丈4尺2寸5分 154,000円

コラージュ帯 22-04-27 130,000円(全て税込)

 

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やたら格子の紬の単衣に、秋の帯3品

「やたら格子」とは、縦横の線が不規則な格子のことで、自由な線が魅力です。この着物は、ベージュとキャメル色の大きな格子を中心に、黒、臙脂、抹茶色の線が加わっています。

すっきりとした、少しメンズのシャツのような雰囲気があり、そこが魅力です。

秋を感じる帯、3品を合わせてみました。

①カラスウリにルリ鳥の名古屋帯(19-10-9)

枯れ木に青いきれいなルリ鳥がとまっています。オレンジ色のカラスウリが、とてもおいしそう。帯地は微塵格子の紬地で、刺繍はオリジナルです。

ルリ鳥と、ちょうど同じような2色使いの絽縮の丸ぐけを合わせました。

帯 132,000円、丸ぐけ5,500円

②絹更紗(ロチャン)の名古屋帯(21-01-69)

インドネシアのバリ島で、儀礼用肩掛けとして使われていたローケツ染めの布が、ロチャンです。

異国情緒がありますよね。

 

前柄は、ボーダーの幾何学紋様がある面と、無い面が使えます。雰囲気が変わり楽しめます。

帯 82,500円

③ボーダー柄にヤツデの名古屋帯

からし色とコーヒー色の大きなボーダーで、キリッと引き締まります。ヤツデの葉っぱの色が、黒、ラベンダー、くすんだオレンジと、自由にデザインされているのが、おもしろいですね。

帯 33,000円

 

やたら格子の単衣紬
55,000円(21-10-04)

身丈:4尺2寸5分(約161.5cm)
裄:1尺6寸5分(約62.7cm)
袖丈:1尺3寸(約49.4cm)
袖巾:8寸5分(約32.2cm)
前巾:6寸5分(約24.7cm)
後巾:8寸(約30.4cm)

着物の裾には、力布が八掛のように付いています。

 

単衣の紬は、保温力があるので、袷の時期にも着ることができるので、1枚あると便利です。

 

※8月は皆様のご愛顧に感謝いたしまして、「灯屋2クーポン券」を進呈しております!!

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単衣の季節に向けて、アドラスの半幅帯

8月下旬になり、少しだけ秋の気配も感じます。

本日は中央アジアのウズベキスタンのアドラスで作った半幅帯のご紹介です。

アドラスは経糸が絹、横糸が綿、さらっとして軽い締め心地なので、薄手の大島紬などにもぴったりです。

日本の絣柄にも通じる、とても個性的な大柄。

色々な色合いが揃っています。ブルーで爽やかに。

渋い色もありますよ!お似合いの色を見つけて下さい。

 

夏から秋に向けて取り入れやすいアイテムです。ぜひ、今年レパートリーに加えてください!

8月中は10%のクーポンを進呈しております。ぜひ、ご検討くださいませ。

ウズベキスタンアドラス半幅帯 各40,000円(税込)

蚊絣大島袷着物 裄1尺8寸2分、身丈4尺3寸 100,000円(税込)

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秋を先取り。。。

初秋の街歩きに、深まりゆく秋のお出かけに、軽やかで新鮮な〈外国布と日本の布〉をコラボした灯屋2ならではの創作新作帯を3本ご紹介します

【インド更紗と日本の唐山の名古屋帯】 80,000円 22−08−17
発色が美しく色落ちしないインド特有の染色技術を用いたインド更紗と粋な唐山のコラボ。唐山のお着物と合わせればスッキリ。また縞紬の単衣で秋を先取りしてみてはいかがでしょう。小物使いでいく通りもの変化をつけられる重宝な帯です。

唐山の着物20-05-18 88000

身丈:4尺2寸  裄:1尺7寸5分

 

縞紬の単衣 30000円

身丈:4尺2寸  裄:1尺6寸5分

 

【ジャワ更紗と日本の縞をコラボした名古屋帯】 70,000円 22−08−18
古くからバティックで有名なプカロガン産と思われる更紗と日本の縞。〈藍〉を共通に二つの国の良さが程よくマッチしたスッキリ可愛い、使い勝手の良いオシャレ帯です。大正更紗のお着物と合わせるとエキゾチックな雰囲気が。秋から冬へ季節を通して楽しめる帯です。

大正更紗の着物 100000円

身丈:4尺  裄:1尺7寸3分

 

【ジャワ更紗と日本の小格子の組み合わせ名古屋帯】 70,000円 22−08−16

インドネシアの古都ソロの王宮で染められてきた伝統の更紗と小粋な日本の格子。〈金茶〉色を仲立ちに、海を超えてしっくり素敵な出会いの帯になりました。

茶の結城縮みのお着物と合わせると格調高く、小格子の黄八丈に合わせれば軽やかな気配に。

源氏香絣模様結城縮袷 132000円

身丈:4尺2寸  裄:1尺7寸5分

 

本場黄八切繰越仕立 154000円

身丈:4尺1寸  裄:1尺7寸5分

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単衣羽織です

アンティークの単衣の羽織は、透け感や色柄がとても美しい上に、軽くて着心地がとてもいいです。

① 籠目文にトンボの紋紗羽織

やさしい藤色地に、紫色の籠目が描かれ、そこに白い羽が涼しげなトンボが、軽やかに飛んでいます。

霞暈しの中には、かわいいなでしこが透けています。

66,000円(税込)
着物22-08-14

身丈:2尺4寸5分(約93.1cm)
裄:1尺7寸2分(約65.4cm)
袖丈:1尺3寸(約49.4cm)
袖巾:8寸7分(約33.1cm)

②黒絽地に萩文様の単衣羽織

背中一面が、白と薄い黄緑色の萩の文様で覆われた錦紗の絽縮緬の羽織です。

平絽よりも少し重みがあり、そのなめらかな生地の動きがとてもきれいです。

9月の終わりまで、お召しになれます。

77,000円(税込) (着物22-07-30)
身丈:2尺6寸(約98.8cm)
裄:1尺7寸(約64.6cm)
袖丈:1尺3寸(約49.4cm)
袖巾:8寸4分(約32cm)

③紫地網代文様の紗羽織

「きれいな色」と、まず感じる羽織です。

紗なので、下の帯の色が透けて、とても美しいです。

22,000円(税込) (着物22-08-11)

身丈:2尺4寸5分(約93.1cm)
裄:1尺7寸(約64.6cm)
袖丈:1尺4寸(約53.2cm)
袖巾:8寸5分(約32.2cm)

4、紫縦絽垂れ柳の羽織

五本絽の縦絽の羽織です。濃い紫に垂れ柳の模様です。

絽の巾が太目なので、下の着物の色によって、色合いがかなり変わり、楽しめます。

44,000円(税込) (着物22-07-04)

身丈:2尺6寸(約98.8cm)
裄:1尺6寸8分(約63.8cm)
袖丈:1尺3寸(約49.4cm)
帯巾:8寸2分(約31.2cm)

羽織ものが1枚あると、とても便利ですし、着物の雰囲気がガラリと変わって、楽しいです。

(①~③と④の3枚目の写真は158.5㎝の方、④の1,2枚目は150㎝の方にご着用いただいています。)

 

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蜻蛉と観世水柄の着物と、自然布の帯

蜻蛉は、夏に多く見られますが、秋空の下でも、水辺をすいすい飛ぶ姿が美しく、着物の柄でも、単衣にも絽にも、良く見られます。

観世水と組み合わせた柄の、絽と単衣の着物をご紹介します。

①絽の着物

絽の紺地に、いろいろなサイズの観世水が染められて、それだけでも涼しさを感じます。

 

そこに、銀と金、さらに玉虫色の羽の蜻蛉が刺繍されています。

前裾には4匹、後裾には2匹が気持ちよさそうに飛んでいて、水辺の涼しい風を感じるようです。

 

帯は、藤布です。

自然の繊維の色合いで縞柄のようになっており、それが、着物の柄の躍動感に、落ち着きを与えています。

帯揚は、薄い絽のグリーン、丸ぐけは、絽の抹茶色にしました。

衿元には、玉虫色の蜻蛉が刺繍されており、顔元を華やかに彩ります。

 

②黒地の単衣

アンティークだからこその、単衣用の生地で作られた、軽くて涼しく、さらに、透け感が何とも言えず美しい、羽衣のような着物です。袖には、白い麻を入れて撮影しているので、実際に着ると、このような感じになります。

帯は、芭蕉布の継帯です。

四本の縞と、無地の芭蕉布を継いでいますが、帯の自然の色合いでできる縞と、縫い目が溶け込んでいて、特に継いでいるとは感じません。

見えないところは、継いでいるのがわかります。帯の前柄は、無地の芭蕉布を出すこともできます。

もともと柄が少ない着物なので、かけ衿には柄がなく、着ると、衿はほぼ黒地で、すっきりしています。


帯揚は麻の薄いグレー、丸ぐけは、先ほどと同じ絽の抹茶色を合わせました。

 

①の着物 82,500円  着丈4尺1寸、裄1尺7寸5分

帯  132,000円  (21-7-1)

丸ぐけと帯揚 各5,500円

②の着物  50,000円 (22-5-7)

着丈4尺2寸、裄1尺7寸8分

帯 120,000円(22-07-26)

麻の帯揚  7,000円

 

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ポジャギの帯とポジャギ風帯

ポジャギと言えば朝鮮半島の工芸品で日本で言う風呂敷のようなもの、何かを包むときに使うもの。

近年では国際的にも人気があり、壁に飾るなどインテリアに使われたりもします。

その人気のために時代を経た良いものが数が少なくなり、入手困難になっているとも聞きます。

そしてこちらはその貴重な白い麻のポジャギを使って作った帯。

朝鮮半島では以前、人々は白い麻の衣服を着ていたと言います。

その衣服の端切れを縫い合わせて、作っていたのがこのポジャギの始まりなのだとも。不規則に継がれた布が味わい深いですね。

次に紹介するのはポジャギ風帯です。

こちらは灯屋2が所有する貴重な麻の布を縫い合わせて作ったもの。灯屋2のオリジナルの継帯でもあり、ポジャギへのオマージュであるとも言えます。

こちらの帯のポイントは黒を大胆に使っているところでしょうか。

黒の使い方も絶妙な分量ですよ!

とても個性的な色合わせになりました。

どちらの帯も大変貴重な布となっています。

合わせたのは色無地の小千谷縮、サイズはたっぷり、まだまだ暑い9月も着られるお色だと思います。

ぜひ、お店で、通販でご検討下さいませ!

22−08−09 ポジャギ帯 110,000円(税込)

22−08−10 ポジャギ風帯 120,000円(税込)

渋いピンク色の色無地小千谷縮 49,500

円(税込)裄1尺7寸2分、身丈4尺3寸

絽丸ぐけ 5,500円(税込)

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新入荷宮古上布ご紹介

宮古上布に夏の帯。
残暑というには,まだまだ暑い日が続きます。
上布人気が年々高まる中、
新入荷した
藍の宮古上布をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

籠目文の宮古上布。
竹で編んだ目を文様化した幾何学文様に、
籠つながりで虫籠の帯との合わせはいかがでしょう。

籠目文様の宮古上布 176,000円(税込)
身丈44寸、裄175
虫籠の刺繍 麻帯 120,000円(税込)

 

 

 

 

 

 

 

継ぎ裂の帯をのせると
切り子硝子にも見えて涼感を誘います。
麻の継ぎ裂帯 85,000円(税込)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水の流れを感じる文様の宮古上布には
お魚の帯を合わせました。
古布をパッチワークし、刺繍で彩る創作帯。
文字通り、水を得た魚たちが遊ぶ風情となりました。
上布と更紗を取り合わせた
継ぎ裂の帯もキリリとおすすめです。

壺だれ文様の宮古上布 100,000円(税込)
身丈425分、裄175
お魚のパッチワーク帯 120,000円(税込)
上布と更紗の継ぎ裂帯 100,000円(税込)



 

 

 

 

 

 

こちらの宮古上布は、
八角の雁木文に菱と丸文が星のよう。
藍絣に千鳥が舞う継ぎ裂の帯が映えます。

雁木文様の宮古上布 77,000円(税込)
身丈45分、裄16寸3
千鳥の藍絣上布の継ぎ裂帯 95,000円(税込)

8月中は、お買い上げ価格10%の商品券を進呈いたします。(セール品除外)
夏の装いの時期もあと少し!心残しなく、お楽しみください。

灯屋2銀座店のお盆臨時営業時間

8月13日(土)〜16日(火)11時〜18時まで

定休日水曜日です

白井不在日 8月15日、16日、18日、19日 21日

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