月別アーカイブ: 2021年11月

新入荷 浦野理一の帯と結城縮の着物

こちらの結城縮は、明るさのある茶色味がかったカーキー色です。また、細めの糸で軽やかな着心地ですので、今の時期におすすめです。

価格 132,000円

身丈 4尺5分、 裄 1尺7寸5分

 

帯は、紺色地で、白っぽく映っている縞は実際はライトグレーです。赤い細い縞が入っています。使いやすい色合わせです。縞のサイズも、程よいですね。

また、大変お求めやすいです価格です。

価格 44,000円

帯揚げは、緑味のあるグレー系、丸ぐけは、ほんのりグレーがかった藍色です。帯の赤い縞が、アクセントになっています。

帯揚げ 4,300円、丸ぐけ4,500円

価格は全て税込

紅葉へ急げ!

お客様から軽井沢では紅葉がすっかり見頃だとお聞きしました。
都心の木々も少しずつ色づいているようです。
この季節ならではの紅葉の帯もお急ぎください!
今が着用し時ですよ!

まずは、全てが美しい色合いの帯。赤く染まった紅葉を見事に表現しています。柔か物のお着物にはもちろんキマリますが、本日は紬に合わせてみました。
渋めの着物に、帯の美しさが際立ちます。

帯揚げもさり気なく紅葉模様。

次にご紹介するのは、光琳水に浮かぶ紅葉、光沢のある帯地。こちらは12月いっぱいお使いいただけます。

落ち着きのある色合いながら、大胆な構図に、すが縫いを交えた刺繍がさりげなくも存在感を示します。

灯屋2オリジナルの丸ぐけも大好評をいただいております。人気色は急げ!です。

合わせたのは、グリーンがかったベージュの着物。身丈と裄も十分です。

八掛と”丸に三ツ引き紋”を少し甘さのあるグリーンにして、渋いながらも可愛さのある着物ですよ。

紅葉の季節へお急ぎください!

ぜひ、お手に取って、または通販でお求めください。

お問合せはお気軽に!

着物 裄1尺7寸5分(約66.5cm)、身丈4尺2寸(159.6cm) 49,500円
ベージュの紅葉の帯 44,000円
石畳に竜田川文様刺繍名古屋帯 21‐9‐35 88,000円

丸ぐけ4,500円(全て税込)

秋を着る!

ひと雨で山々の彩りがまた深まるようで、この季節の楽しみのひとつではないでしょうか。

外出がままならなかった時期を思うと、季節の景色を眺めるのも貴重なことのように感じます。

ご紹介の着物は、秋の景色をそのまま着物に落とし込んだような美しい訪問着です。

辛子色が淡くぼかされた中に、とりどりの秋の草花が描かれて豊かな光景です。

合わせた帯は、幕末の袈裟を解いて仕立て直した名古屋帯です。

有色文様を織り出した緞子地は紅花の古色が奥ゆかしく、さりげない刺繍も入って全体を格調高く演出しています。

秋の景色文様訪問着  88,000円(税込) (着物20-09-10)

身丈:4尺5分(約153.9cm)
裄:1尺7寸(約64.6cm)

 

緞子地袈裟解き名古屋帯  88,000円(税込) (帯21-10-05)

長さ:9尺6寸(約364.8cm)
帯巾:8寸2分(約31.2cm)

お客様の装い 〜霜月

立冬を過ぎ、暦の上では冬になりました。

着物を着てそぞろ歩きも楽しい季節です。

外国裂でお洒落を楽しむお客様や、浦野理一の紬で映画のワンシーンのようなお客様が店内を彩ってくださいました。

ご来店いただき、ありがとうございます。

インドサリーの羽織にアフリカの草ビロードの布のバック!

濃紺の結城に鮮やかな外国裂の帯を合わせて!

大島紬にウズベキスタンのアドラスの帯で!

浦野理一の絣の着物をさりげなく着こなされて!

猫の羽織

愛猫家にはたまらない羽織が入荷しております。

こっくりとした濃いあずき色に5匹の白猫ちゃん。

白猫の配置のバランスが絶妙です。

サイズもたっぷりで、合わせやすい色目となっています。

ぜひこれからの季節のお供になさってください。

お買上の方には、いずれかの羽織紐を選んでいただきます。

お早めのご連絡お待ちしております。


白猫ちゃんの羽織
<br />着物21-10-28

身丈:2尺6寸(約98.8cm)
裄:1尺8寸(約68.4cm)
袖丈:1尺3寸(約49.4cm)
袖巾:9寸(約34.2cm)

通信販売可

半幅帯をお太鼓風に結ぶ 割太鼓のご紹介

半幅帯は、使い慣れると、とても便利なものです。でも、結び方が、浴衣の時に覚えた文庫結びや、シンプルな貝ノ口ぐらいしか知らないという方も多く、使用場面が限られてしまうことも。

ちょっとお出かけにも使いやすい小ぶりのお太鼓風の結び方「割り太鼓」をご紹介します。

この結び方は、短い方のテを折りたたんでタレにしています。長い方のタレを二重に重ねて広げることで、小ぶりのお太鼓ができます。タレとお太鼓の向きが変わって、柄が縦横になるところが、とてもかわいいのです。

結び方

半幅帯は、結び方によって、タレとテの長さが違います。ここが、まず、大事なポイントです。

前で結んで、仕上がってから後ろに回すので、背中に帯を当て、テを膝より少し長めにとります。

二重に体に巻き付けたら、テを下にして、タレを上に重ねます。

タレをテの下にくぐらせて結びます。結び目は、縦に引っ張って、ギュッと締めます。タレは肩に預けます。

テを横向けにして、折りたたみ、タレを作って仮り紐で結び止めます。

タレを肩からおろします。

タレの結び目の所は、名古屋帯の時のように、少したるませます。残ったタレを3等分になるように、タレ先から内側に織り込んでいきます。タレは3枚重なることになります。

折り重ねたタレの中に、名古屋帯の枕を入れるように、仮り紐を通します。

 

結び目のたるみを中に入れ込んで、お太鼓の山を、結び目の上に合わせます。これも名古屋帯と同じですね。

仮り紐をギュッと合わせて後ろで仮り結びします。左に出ているのは、タレの仮り紐です。タレよりも、お太鼓が長いのが理想ですが、タレ裾と同じくらいの長さがあれば、大丈夫です。

お太鼓の中に、帯締めを通します。

お太鼓の下を内側に織り込んで、その底に帯締めを合わせます。

この時、お太鼓の裾は、タレの真ん中よりやや下になります。

帯締めを後ろに回し、仮り結びします。

仮り紐をしたまま、前に回し、帯締めを結び直します。この時、帯締めが、タレにしっかりかかっていることを確認します。

タレの仮り紐ははずします。お太鼓に通した仮り紐はそのまま残すので、帯揚げで包み込んで隠し、前で普通に結びます。

これで出来上がりです。カジュアルなお太鼓になりました。

着物は縞の小紋です。27,500円。

丈4尺5分(約154cm)、裄1尺7寸(64.6)、後ろ幅32.5cm、前幅29.5cm、縫込みが前5cm

幅があるたっぷりサイズで、裄も出せますが、縫込みが前に5cmほどあるので、丈も10cmほど出せます。

 

アドラスの半幅帯の、他の色で結んだ感じです。

アドラス半幅帯 40,000円

幅4寸2分(約15.5cm)、長さ9尺4寸(約360cm)

長い半幅帯であれば、タレの巻き込みで調整します。

 

帯揚げ 4,300円、丸ぐけ 4,500円

*価格はすべて税込み

店内から素敵な新商品のご紹介

着物に最適な季節がようやくやってきましたね。

銀座店も営業時間が19:00までになりましたのでぜひお立ち寄りくださいね。

さて、本日は店内からHPには掲載されていない素敵な商品をご紹介いたします。

まずは巷で人気再燃中の結城縮のご紹介です。

軽くて着易いところが人気の秘密。

合わせた帯は百花園と称してもよろしいでしょうか?

様々な花が咲き誇る様子の帯。

元は着物だったものでしょう。

実はお太鼓の所で縦に継いでいますが、それを補って余りある美しさ。

反対側の胴前も違った味がありますね。地色も抑えたベージュでとても上品。

次は黒の蚊絣の本塩沢。こちらもその軽やかさが人気。

合わせたのは、グレー地に萩と胴前に朧月を描いた古い裂を合わせた帯。

葉や花には刺繍もみえます。

抑えた色目でシックな着物姿が実現しそう。

こちらはやや季節を選びますが、そこは着物の愉しみですね。

いずれも少し渋めの着物ですが、趣向を凝らした帯をやさしく受け止めます。

ぜひお手に取って、または通販でお求め下さいね。

お問合せお待ち申しあげております。

 

茶と黒結城縮着物 93,500円 裄1尺7寸5分(66.5cm) 身丈4尺5分(154cm)

百花園の帯 49,500円

本塩沢蚊絣着物 

グレー地萩と月の帯 65,000円