日別アーカイブ: 2021年11月21日

帯を楽しんで

小春日和に誘われて、ちょっとお洒落をしてお出かけしたくなりませんか。

蒔き糊で雪が舞うような柄をだした手のかかった小紋に、綴れ織の帯を合わせました。

本来丸帯だった帯はそれだけでも上品な豪華さで、帯を主役にした装いもしっかりした雰囲気にしてくれます。

豪華な帯もシンプルに着こなせば日々のお出かけに使えて重宝です。

ご紹介の帯は、もともとアンティークの丸帯だったものを開き名古屋帯に仕立て直しました。

両面に豪華な図柄がしっかり入っています。

前柄には梅と牡丹、垂れ先にはシンプルな観世水と蕨・藪柑子に観世水の図柄が織りだされています。

上質な絹で織られた帯は、綴れ織りでありながら柔らかく結びやすいです。

帯地の金も優しい金色で、図柄に使われた色も上品な色彩なのでコーディネートしやすいです。

付下げ・訪問着にも合う帯ですので装いの幅を広げてくれる一本です。

茶地蒔き糊小紋  59400円(税込)  (着物17-1-26) ※しつけ付き

身丈:4尺2寸8分(約162.6cm)
裄 :1尺7寸3分(約65.7cm)

 

観世水に四季の花の図綴れ帯

長さ:9尺8寸(約372.4cm)
帯巾:8寸(約30.4cm)