日別アーカイブ: 2019年4月5日

単仕立ての結城縮と外国布帯

暖かくなりました。
窓辺の桜のむこうには、日ごとに伸びる若葉が見えます。

寒暖の差が大きいので、袷着物では汗ばむ日もあるでしょう。
とはいえ、単着物では心もとない。
そんな今だからこそ、結城縮の単仕立てがおすすめです。
織りの単仕立ては、暖かく軽いので着用期間が意外に長いのです。
普段のお洒落は、身体に正直な着こなしを楽しんでください。

帯は明るい色の外国布名古屋帯で。
インドネシアの南州都パレンバンで主に作られた絞り染め「プランギン」。
結婚式のある家の庭の木に布が掛けられていたという話もあります。
主にお祝いの時に作られていたようで、菱形は吉祥模様です。
絞りと染めがカラフルで可愛らしいですね。

カジュアルにオールシーズン締める事の出来る帯は、お持ちになっていると安心です。
他にも沢山の外国布帯を揃えていますので、是非当店でご覧になってください。

結城縮(単衣仕立て)
85000円+税
裄1尺7寸5分(約66,3㎝) 身丈4尺1寸5分(約157,2㎝)

インドネシア ブランギン名古屋帯
60000円+税
(白地や薄い色のお着物に着用すると、汗をかくことで染めが色移りすることがあるかもしれません)