自然布の帯、例えば藤布と言えば最近では本当に貴重なもの、いや幻と呼ぶに近いものかも知れません。
本日は藤布に越後上布を合わせてみました。
皆様、藤布がどのように作られるかご存じでしょうか? お宝ムック、雑誌別冊太陽の「日本の自然布」から少しご紹介いたします。(この本は店内にございますので、詳しくはご来店の際にぜひご覧ください!)
まず大きな藤の蔓を鉈で刈り取ります。すでにこの段階で驚きですね!
写真下右から
藤へぎ(硬い鬼皮を剥ぎ取り、取り除いた白いアラソと呼ばれる白い繊維部分を用います→アラソを細く裂く)→灰汁煮き(大きな鉄鍋にお湯と灰を入れ、そこにアラソを入れ、灰汁を揉み込み、繊維を柔らかくさせていく)数時間煮た後、藤こき(煮上がったアラソを沢水で洗い、灰汁を落とす)→のし入れ(米糠を入れた湯の中にアラソを浸して軽く揉む)
藤績み(のし入れし、乾燥させた藤の繊維をさらに細かく裂き、さらにそれを績んでいく)→撚りかけ(績んだ糸を捻り、糸をより強く滑らかにする)→織り(乾燥させた状態の経糸を機に張り、緯は水に浸けて柔らかくした状態で織る)
こうして何段階も経て出来上がった大変貴重な藤布。素材自体に力があるのも納得の手の込んだ驚きの制作過程ですね!まさに自然からの恵、細かい繊維の色の違いがニュアンスを与えています。
こちらもまた手のかかった細かい網代織りの古代越後上布に合わせました。こちらは、袖口に少々傷がありますので、HPでご確認ください。下記商品NO.からに飛んでいただけます。
片身代わりのオリジナル昔麻の丸ぐけをアクセントに。
いかがでしたでしょうか?渋いコーディネートに重ねるもよし、大胆な柄物に合わせてスッキリと見せるのもよし。使い方は色々です!
1本お持ちになると、夏だけでなく特に単衣の時期にもお助けになる、シンプルだけど力のある帯です。ぜひ、お手元にいかがでしょうか?
藤布帯 22−06−19 198,000円
網代織古代織越後上布 21−05−41 88,000円 裄1尺7寸5分、身丈4寸1分
丸ぐけ麻片身替わり 6,500円
★お知らせ★
誠に勝手ながら8月6日(土)は18時閉店とさせていただきます。
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