着物紹介」カテゴリーアーカイブ

サリー帯とツバメ

梅雨に入り、お昼は夏日のように陽射しが強かったり、夜は少し肌寒かったり、気温も安定しない今日この頃です。お出かけする前に、お洋服でも何を着ようか迷ってしまいます。お着物でも同じですね。

そんな時に重宝しそうな帯、インドのベナレスシルクの布でお仕立てした帯。インドサリーとしても有名ですね。絹の光沢と軽さが感じられ、真夏以外の少し汗ばむ今時期にも使いやすい帯です。金糸などで唐花模様が織り出されており、異国情緒あふれる華やかさを醸し出しています。

着物は、帯のごく薄い黄緑色「柳色」に合わせて、柳にツバメ柄の絽の小紋。湿気ある曇空に揺れる柳の葉、まるでシルクロードを渡ってインドの香りをツバメが運んできてくれたかのようです。

その日の気候や気分に合わせて、ちょっとしたストーリーのある装いをお楽しみください。

柳にツバメ絽の小紋:80,000円+税

身丈:4尺1寸5分(約157.7cm)

裄丈:1尺7寸5分(約66.5cm)

ベナレスシルク名古屋帯(帯18-12-27):65,000円+税
インドの天然石の帯留:12,000円+税

水玉尽くしの1日を

天候がめまぐるしく変わる中、企画展「涼夏の誘い」にご来店くださり誠に有り難うございます。

今日は雨が降り肌寒い1日となりましたが、明日は夏日!水玉日和です!

爽やかな水玉尽くしのコーディネートでお楽しみください。

着物は紺色の絽地に白の水玉が散らされており、カジュアルな中にも品の良さが見て取れます。

細い糸で織られた絽地はさらりと涼しい手触りです。

居敷宛て付きで裄もたっぷり1尺8寸(68.4cm)ございます。

絹紅梅の帯は、優しい色味で水草と金魚が染められ、着物とは逆に紺色の水玉が散らされています。

着物と帯の水玉が、まるで双子のようです。

半衿には灯屋2オリジナルの水玉のビーズ刺繍半衿をあわせ、水玉尽くしにしてみました。

どちらも新入荷のお品物なので、是非お店にてご覧下さいませ。

  

絽地水玉柄小紋 60000円+税 身丈4尺2寸(約159.6cm)裄1尺8寸(約68.4cm)

絹紅梅金魚染帯 ご売約済

水玉文様ビーズ半衿 12000円+税

 

灯屋2夏の企画展 「涼夏の誘い」

会期:2019年 6月8日(土)~16日(日)
日時:11:00〜20:00(日曜日は19時閉店)

会場:灯屋2銀座店
東京都中央区銀座2-6-5アサコ銀座ビル2F

新入荷 絽地萩の図型友禅本手摺り単衣と葡萄の染帯

見てください、この薄さ!

 

下前の柄が透けて見える程の薄さです。

今は作れない糸の細さが、この軽やかさ涼感を作り出してくれ、重なる柄のグラデーションが深みを増しています。

染めは型友禅本手摺りの手の込んだお品物です。

葡萄の絽帯は元は着物でした。

この大胆な柄、色使いはアンティークならではですね。

  

夏物の丸ぐけ、帯あげも多数ご用意致しております。

絽地萩の図型友禅本手摺り単衣 90000円+税 着物19-6-42
身丈:4尺2寸(約159.6cm) 裄:1尺8寸3分(約69.5cm)

紫地青ぶどうの名古屋帯 40000円+税 帯19-6-32

 

灯屋2夏の企画展 「涼夏の誘い」

会期:2019年 6月8日(土)~16日(日)
日時:11:00〜20:00(日曜日は19時閉店)

会場:灯屋2銀座店
東京都中央区銀座2-6-5アサコ銀座ビル2F

 

 

新入荷 小千谷縮と絹縮の手触りを楽しんで

こちらも新入荷したお品物の紹介です。

小千谷縮のぐるぐる渦巻き柄単衣に絹縮の葡萄柄染名古屋帯を合わせました。

小千谷縮の単衣は一見落ち着いた茶ですが、よく見ると経糸の色が琥珀色のような明るい橙と墨黒のような黒いとで織り込まれており、深い色味となっています。

小さな水紋が散らされた様々な渦巻きも絣で織り出されており、とても手の込んだ上質な一品です。

是非お越しになってお手に取ってご覧くださいませ。

 

 

帯は絹縮の着物を帯に仕立て直したもので、葡萄の葉と実が染められています。

落ち着きの中に葡萄の臙脂がかわいく寄り添います。

着物も帯もシャリシャリと肌触りが良く、襦袢もベージュなど染められた物を合わせて頂いて、今からお楽しみいただけます。

小千谷縮絣渦巻き文様単衣着物 100000円+税 着物19-6-44
身丈:4尺1寸(約155.8cm) 裄:1尺7寸3分(65.7cm)

葡萄文様絹縮地名古屋帯 ご売約済 帯18-6-15

 

灯屋2夏の企画展 「涼夏の誘い」

会期:2019年 6月8日(土)~16日(日)
日時:11:00〜20:00(日曜日は19時閉店)

会場:灯屋2銀座店
東京都中央区銀座2-6-5アサコ銀座ビル2F

小宮康孝に、中国清朝 韓服 崩し帯を添えました

今朝のスカッとした青空は、お着物好きの皆さまへの、神さまからのプレゼント。

さあ、お出かけになってください。

今日のご紹介は、小宮康孝さんの絽紗石畳紋に、瑞雲昇り龍文様の紗帯をあわせてみました。古来から、おしゃれな粋者は、外来の珍品を愛でてきましたが、この帯も中国清朝朝廷の官服を崩して作ったものです。日本の呉服業界も、こういうものからアイデアを得て行ったわけです。

雲に火焔龍の図夏綴付帯(帯17-5-21)):140,000円+税

小宮康孝さんの絽紗石畳小紋(着物19-6-29):100,000円+税

身丈:4尺5分  裄丈:1尺7寸

 

夕べの窓辺では、銀座の明かりをいただいて輝いています。

新入荷の多くは今日中にもホームページでアップする予定ですので、お楽しみにお待ちください。

灯屋2夏の企画展 「涼夏の誘い」

会期:2019年 6月8日(土)~16日(日)
日時:11:00〜20:00(日曜日は19時閉店)

会場:灯屋2銀座店
東京都中央区銀座2-6-5アサコ銀座ビル2F

新商品ぞくぞく入荷中!

夏の企画展も中盤に入りました。

あいにくの雨模様で、お着物でのお出かけに躊躇されている方もいらっしゃるでしょう。

しかし、今日もたくさんのお着物や帯が入荷しました。

インスタでも、ホームページでもご紹介していきますので、ご覧くださいませ。

そしてこちらでは、帯を添えてご覧に入れてみます。

 

 

網干に君が代の図絽訪問着 45000円+税 着物18-6-47
身丈:4尺1寸(約155.8cm) 裄:1尺6寸8分(約63.8cm)

白鷺の刺繍名古屋帯 120000円+税 帯19-5-1

  

ススキと女郎花絽単衣着物 90000円+税
身丈4尺3寸(約163.4cm)裄1尺7寸8分(67.6cm)

銀地虫尽くし名古屋帯 110000円+税 帯19-6-7

灯屋2夏の企画展 「涼夏の誘い」

会期:2019年 6月8日(土)~16日(日)
日時:11:00〜20:00(日曜日は19時閉店)

会場:灯屋2銀座店
東京都中央区銀座2-6-5アサコ銀座ビル2F

 

八重山上布に金魚尽くし

あいにくの雨で肌寒い週明けの月曜日。

季節は春に戻ってしまったかのようですが、梅雨のこのうちに、お早めに夏着物や帯をご用意されてみてはいかがでしょうか。

ただいま、灯屋2銀座店では夏の催事「涼夏の誘い」を開催中です。

豊かな文化遺産とも言えるアンティークのもの、風雅で個性的な訪問着から上質な上布まで、たくさん取り揃えております。

ぽってりとした可愛らしい顔立ちの金魚の刺繍帯。黒の地には、流水の紋紗織が施されています。

合わせた帯留は、水晶の金魚の帯留。ひらひらと動く尾びれや小さな鱗が、繊細な彫りで表現されています。美しい透明感あふれる金魚、ふっくらとした姿の刺繍の金魚たちの間を、まるで幻かのように涼やかに泳いでいるようです。

金魚鉢を飛び出して、その先には、夏の海が見えてきますね。着物は、沖縄のサンゴ礁の海で「海晒し」をした白上布、八重山上布です。

すっきりとした中に、かわいらしさも感じされる夏の装いをぜひお楽しみください。

黒地金魚の名古屋帯(帯19-6-10):60,000円+税
井桁文様八重山上布(着物19-6-22):220,000円+税
お仕立て直し

身丈:4尺1寸(約155.8cm)
裄:1尺6寸7分(約63.5cm)

金魚の帯留(水晶):53,000円+税

 

灯屋2夏の企画展 「涼夏の誘い」

会期:2019年 6月8日(土)~16日(日)
日時:11:00〜20:00(日曜日は19時閉店)

会場:灯屋2銀座店
東京都中央区銀座2-6-5アサコ銀座ビル2F

 

波に初鰹

今は、鰹が旬な時期。

春から初夏に向けて、太平洋岸を南から北へ北へと、波間をかいくぐって泳ぐ鰹たち。

今にも勢いよく泳ぎ出しそうな鰹の姿が、繊細な彫りで表された彫金の帯留。明治~昭和時代の彫金師・桂光春の師匠、豊川光長の作品です。

帯は、“ざぶんざぶん“と波音が聞こえてきそうな丸波文様の麻の帯。梅雨入り前のこの時期、帯や小物周りから涼やかにしてみました。

大小細かな十字亀甲絣文様の単衣紬を着て、美味しい初鰹を求めに、ぜひお出かけくださいませ。

単衣の紬:80,000円+税

身丈:4尺5分(約153.5cm)

裄丈:1尺7寸2分(約65cm)

袖丈:1尺2寸(約45.5cm)

波丸文様麻の名古屋帯:45,000円+税

長方形に鰹の帯留(銘:光長、四分一(銀と銅)):38,000円+税

 

今週土曜日から、いよいよ夏の催事が始まります。

灯屋2夏の企画展 「涼夏の誘い」

会期:2019年 6月8日(土)~16日(日)
日時:11:00〜20:00(日曜日は19時閉店)

会場:灯屋2銀座店
東京都中央区銀座2-6-5アサコ銀座ビル2F

皆様のお誘いあわせの上、ぜひお越し下さいませ。

単衣の楽しみ

前回のブログで単衣の時期に楽しめる紋錦紗のご紹介をしましたが、本日も引き続き単衣時期に楽しめる絽縮緬の染帯をご紹介いたします。

絽目がありますが絽縮緬ですので薄物ではなく単衣に合わせて頂け6月にちょうどお使い頂けます。

三本絽が10段あり同じだけ平織りされているため、涼しさの中に暖かみがあり、単衣時期にぴったりの織物です。

本手刷りの型友禅で染められた扇面柄の中には、萩、撫子、朝顔、桔梗、そして鮎でしょうか?お魚も泳いでおりこれからの季節を待ちわびるような、優しい名古屋帯です。

元は引き抜き帯でしたので、簡単にお太鼓が結べるよう柄を切り替え名古屋帯に仕立て替えました。

お着物はぼかし染めの上に銀糸で波が織り込まれ、上前と右肩にかわいいトンボが飛んでいます。

こちらも単衣で、目にも涼しく6月にピッタリです。

この季節しか楽しめない贅沢、手にして頂けるととても心が華やぐと思います。

  

波紋にトンボの単衣付下(着物19-5-09)90,000円+税
身丈:4尺(約152cm) 裄:1尺6寸8分(約63.8cm)

扇面散らし絽縮緬名古屋帯 20,000円+税

雲形桔梗(光長)帯留め 25,000円+税 素材:四分一

 

 

綿薩摩で颯爽と!

今日の銀座は陽射しも強く、夏の気配を感じます。

一昨日は嵐、昨日は爽やかな、今日は夏日とめまぐるしい天気に翻弄されてしまいますね。

現代の着物は袷と単衣ですが、昔は”綿入”がありました。

今ほど暖房設備の整っていない時代、寒い冬は袷の着物に綿を入れた”綿入”で過ごし、その綿を抜いたものを”綿抜”と言いました。

綿入れから袷への更衣で初めて着る初袷はすがすがしく、肌着を着ないで直接肌に触れる清涼感を楽しんだようです。

袷に夏を感じた時代に想いを馳せると面白いですね。

時代や環境によって着物の着方や楽しみ方は様々、まだ5月ですがもう夏日です。

単衣を軽やかに纏って、颯爽とお出かけしたいですね。

今時期にぴったりな綿薩摩は合わせる帯で様々な表情を見せてくれます。

本日ははんなりとした清涼感あふれる絽縮緬の染帯を合わせました。

こちらはもともと単衣用の着物だったものを開き名古屋帯に仕立直しました。

お花はアネモネでしょうか、花弁に施された刺繍も美しく、今にも爽やかな風が吹きぬけそうです。

     

綿薩摩単衣着物 120,000円+税 身丈4尺(約152cm)裄1尺7寸5分(約66.5cm)

絽縮緬花柄染帯 40,000円+税