単衣のこの時季に、木綿の着物も良いものです。
肌触りが心地よくて、風が袖をぬける感じを楽しみながら過ごせます。
合わせた帯も木綿地に更紗柄の半幅帯です。
藍と茜の色合いが何とも良い感じで、渦巻き模様に引き込まれます。
さらりと締めて楽しみたいです。
絣文様木綿単衣着物 ¥45,000円+税
身丈:4尺5分(約153.9㎝)
裄:1尺7寸5分(約66.5㎝)
更紗柄半幅帯
帯留め ¥12,000円+税
今日の銀座は曇りがちで時折強い風が葉っぱを舞い上げ、いよいよ梅雨入り目前!夏日や梅雨寒、翻弄されっぱなしですが、そんな季節は縦絽を楽しんでみませんか?
縦絽は絽目が縦に入り、見た目もスッキリした織物です。
ご紹介の羽織も絽目が大きく透け感がありとても涼やかです。
紫がかった濃い色味ですが、着物がはっきり透けるのでコントラストが楽しめます。
シャッキリした肌触りで、風になびく軽やかさ、全体に描かれた雲とトンボが梅雨の晴れ間のようですね。
他にも、半衿や帯揚げなど小物で縦絽を楽しむのもおススメです。
縦絽単衣羽織 40,000円+税
身丈 2尺4寸5分(約93cm) 裄1尺6寸5分(約62.7cm)
青暈花柄半衿 3,500円、茶縦絽縮緬半衿 2,000円
◆◇「青夏の着物展」◇◆
6月13日(土)〜21日(日) 11時〜19時まで
通信販売は13日正午からとなります
店内は、両方の扉を開け放して微風を感じる空間になっております。
ご来店のお時間が、お決まりになりましたらメール、お電話03-3564-1191でご連絡いただければ、ご予約にさせていただきます。
クループでお越しの際には、3名様までのご来店でお願いいたします。店内のお客様ご来店状況で奥のお席もしくは、上がり口付近でお待ち頂く場合もございます事をどうぞ、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
ご来店の際には、除菌とマスクご着用のご協力をお願いいたします。
スタッフ一同皆様のご来店心よりお待ち申し上げます。
暑い日が続きます。ひと足先に涼しげなお着物の夏支度いかがでしょうか。
蚊絣の越後上布に麻の帯を合わせてみました。
越後上布は、着物好きなら一度は着てみたいもの。
こちらのお着物は、透け感も少なく、すぐにでも活躍しそうです。
蚊絣はいろいろな帯を受け止める優等生。
茄子紺のお色もりりしい印象です。
合わせた帯は、生成りの地色に藍で表現した水辺でしょうか。
銀と茶の刺繍のとんぼが飛んでいます。
とんぼは大きくて存在感があると言えばあるし、かといって押し付けがましくない絶妙の姿です。
13日(土)から21日まで「青夏の着物展」も始まります。
店内は、両方の扉を開け放して微風を感じる空間になっております。
ご来店のお時間が、お決まりになりましたらメール、お電話03-3564-1191でご連絡いただければ、ご予約にさせていただきます。
クループでお越しの際には、3名様までのご来店でお願いいたします。店内のお客様ご来店状況で奥のお席もしくは、上がり口付近でお待ち頂く場合もございます事をどうぞ、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
ご来店の際には、除菌とマスクご着用のご協力をお願いいたします。
スタッフ一同皆様のご来店心よりお待ち申し上げます。
単衣越後上布
麻名古屋帯¥35,000+税
まだまだ6月ですが、すっかり暑い日が続きます。
少し先がけですが、小千谷縮をお召しになってみませんか?
さらっとした肌触りが、蒸し暑い日本の夏にぴったりです。麻は水が好きなので雨も得意です。
この色合いは、昔の配色ですが、今ではかえってモダンに感じます。最近の小千谷ではなかなかお目にかかれない図柄です。灯屋2では、こちらのお着物をお仕立て手直してご用意しています。
帯は麻の半幅帯を合わせてみました。暑い日の気軽なお出かけにいかがでしょうか。
灯屋2定番の丸ぐけも、夏素材のものが出そろいました。また、帯揚げも、無地から珍しい柄のものまで揃っています。
着こなしのアクセントにいかがでしょうか。
単衣小千谷縮
今日の銀座も気持ちよく青空が晴れ渡り、着物も単衣や麻が活躍する季節になりました。
帯も芯の入っていない帯を楽しみたいところですが、柔らかすぎて形が決まりにくい…そんなお悩みもあると思います。
そこで、柔らかい帯を使って銀座結び風に結んでみます。
今回は糸味のよい紬地に雨龍(あめりゅう)の帯。
とっても柔らかいこちらの帯で挑戦します。
写真はトルソーに着せていますが、ご自身で締める場合は前結びで大丈夫です。
まずは胴にふた巻きし、手先を体の幅と同じくらいに折り返します
ヒダをとってあげると可愛いです
その手先とタレ先を結びます。
手先が上に来るように結んでいますが、下でも大丈夫!お好みの位置にして下さい。
続いて、お太鼓を作ります。
帯山に帯揚げをセットし、結び目の上に当て結びます。
帯揚げだけだと不安な場合は仮紐を使ったり、山をふっくらさせたい時は薄いタオルなど入れるのも良いですね。
最後はタレ先に帯締めを当て、クルクル巻き上げてお太鼓の大きさを調整したら出来上がり!
柔らかい帯でもふっくら仕上がりました!
柔らかいだけあって、結び目のシワもすぐ消えてくれます。
あれやこれやと帯結びを工夫するのも、着物の楽しみの一つですね!
単衣綿薩摩 120,000円+税 身丈4尺(152cm) 裄1尺7寸5分(66.5cm)
いつも灯屋2をご愛顧賜りまして誠にありがとうございます。
ホームぺージ、インスタグラムもご覧頂き、重ねてありがとうございます!
灯屋2銀座店では、江戸期から昭和初期までのアンティークから現代作家物までをご用意しております。アンティークのお着物や帯は、お仕立て直してご用意している物が、多数ございます。
その中のひとつ、近年大人気の単衣羽織をご紹介いたします。
袷から夏物に変わる時期のアンティーク単衣は、当時、袷時期とは分けられた単衣用の反物で作られています。体感性にも優れているので、涼しく、着心地良く、作る事が大変でも手間をおしまずに工夫が、凝らされています。現代では、もう同じような質感を作る事は、叶わないであろうと言われる物もたくさん存在します。
着物文化が、華やかな時代の着物や帯は、染織の技術と共に自然も豊かであったので、明治時代、絹の都と世界で賞賛された上質な日本の絹糸により熟練の作り手達から生まれている事も大きな理由です。まるで、天女の羽衣かと思うような、軽くしなやかな絹の単衣羽織は、纏ったときに感動するほどです。
アンティークの反物は、幅がせまい為、羽織の裄が、1尺7寸前後になる物が多くなります。
今回、ご紹介の単衣羽織は、裄が、1尺7寸5分以上に出来た希少なお品物です。
単衣の時期に着用する絽縮緬に竹林と虎が、描かれた羽織です。
背に虎の図と聞くと勇ましい感じを想像しますが、黒羽織に白の竹林に現れた虎は、立派でしなやかな身体を持つ静かな虎のように見受けられます。
すっきりと凛とした竹の美しさにも魅了されます。
20-05-22竹林と虎の単衣羽織100,000万円+税 身丈2尺6寸 裄1尺7寸5分