平安時代に牛車の車輪の乾燥を防ぐためにはずして、鴨川の流れに浸したありさまを取り入れたとも言われる片輪車の紋様が、描かれた冊子の模様。
桜と藤が、舞うように華やな染めの名古屋帯、元は、染めの丸帯でしたが、灯屋2でお仕立て直しました。
昔の物は、染めこそ美しく、静かなオーラで存在感を放ちます。
上手な刺繍あしらいも技のひとつ、落ち着いた色合いの中にも引きつける魅力を持っています。
桜、藤に冊子模様の染め名古屋帯
「灯屋2の春展ONLINE」へのご来場誠にありがとうございます。
また、連日、お電話、メールでの熱意あるお問い合わせとご注文にスタッフ一同励まされる思いです。
灯屋2のHPとインスタをご覧頂き本当にありがとうございます!
古来より日本で愛されてきた山桜。
葉が出るより先に花が咲くのが、ソメイヨシノで葉が先に出てその後に花が咲くのが、山桜だそうです。
今でこそ、桜と言えばのソメイヨシノは、幕末期に江戸の植木屋さんによって改良され、売り出された新種だったのですね。
山桜に飾りのない可愛らしさを感じるのもなるほどです。
枝の上からどんな景色が、見えるんだろう。
花の香りを愉しむヒヨドリたちの静かな時間をじゃましないように、遠くから見守りたい景色。
本手摺りされた大人の素敵な縮緬名古屋帯です。
帯20-02-07桜にヒヨドリの縮緬名古屋帯60,000円+税
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江戸前期に京都から流行が、起こったファーストレディのファッション寛文小袖。
肩から裾にかけて躍動的で流れるような革新的でスタイリッシュな模様が、人気となり、寛文六年には、初となる小袖模様雛形本が、刊行されたそうです。
その寛文小袖を昭和に写した訪問着、袖から肩、裾へと弧を描くようにのびのびとした気持ちのよい図柄が、華やかなお着物です。
着物20-03-14松菱に橘文様訪問着100,000+税
3月16日に発売された「目の眼」には、世界を魅了するKIMONOの美 の中でもとてもわかりやすく小袖の解説が、掲載されています。
そして「目の眼」56頁では、古くて美しい着られるきものが見つかる店②で灯屋2銀座店と灯屋2の店主渋谷を紹介して頂きました。
古美術骨董月刊誌「目の眼」4世界を魅了するKIMONOの美は、絶賛発売中です
皆さまどうぞ、きものの魅力に触れてみて、楽しめる「目の眼」ぜひご購読ください!!
・萩とあじさいとうさぎのお着物(参考商品です)
灯屋2の春展始まります
この春も桜の花は確実に咲きます。
お着物で、おひとり花見も風雅でよいものかもしれませんね。
明日からの店内は、待ちわびた、新緑の季節のお着物が並びます。
例年のように、華やかな賑わいはなくても、お出かけになるお客さまには、ゆっくりとお楽しみ頂けますよう願っています。また今回は、特に季節の訪問着が充実しているように思います。
なお突然ですが、お問い合わせの多い萩とアジサイとうさぎのお着物は、参考商品とさせていただき、この商品については地色を変えた新作を作り、秋の展示会でお目にかけることにいたします。ご容赦いただき、ご期待くださいませ。
14日土曜日は店頭では11時から、お電話とメールは午後1時からの販売となります。
しばらくの間は、午後6時の閉店とさせていただきますので、ご理解の上、ご了承ください。