「浦野の古布を帯にする」その4 絣いろいろ

絣いろいろ

浦野さんの絣のお仕事もまた幅広く、奥深くて、研究も随分とされていたようでした。

そして着尺に限らず、のれんや座布団、テーブルセンターなども作っていらっしゃいました。縦節紬のなかでは、縞や格子よりも労作のようでした。

    

織られた図柄は、沖縄の絣や、久留米、弓浜、伊予絣まで全てを消化して、浦野の絣に昇華させています。特に個性的なのは、雨絣と称して雨が降った時の雨足のように、縦に絣足を長く散らしたり、複雑な縞や格子の中になおかつ絣を入れたり、小紋調のような柄も楽しいです。

わりと長い仕事人生の全てを、二代に渡って染織に賭けていたわけですから、作品の素晴らしさは計り知れません。
個性的なデザインの絣と、縞や格子の組み合わせをお勧めします。

次回は紬の型染めをご紹介します。

 

ワークショップお申し込みについて

【開催】
場所:花園神社社務所2階和室(東京都新宿区新宿5-17-3)
日時:11月23日➀10時~ ➁14時~ いずれの回も要予約
費用:100,000円+税(布代、お仕立て代を含む)

【お問合せ】
灯屋2銀座店 AM11時~PM7時 定休日なし
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Mail:ginza@akariya2.com

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