新しい時代になっても、けっして変わることなく在ってほしいもの。
それは水の清らかさ。
いにしえより、きれいな水の流れには、多くの生物が集い命を育んできました。
そして美しい情景を生み出してきたのです。
ご覧下さい、この着物と帯を。
職人が腕によりを掛けて表現したかったのは、自然だけではない。
それをいつまでも保ち、とどめておけるような心だったのではないかと、思えてなりません。
絽縮緬の三つ紋の裾には、友禅で青く色が刺されていますが、その上から、地色と共色の紗を張って、刺繍で固定されています。
合わせた帯は、丸帯崩しの鴨の帯の片面です。
あえて見事な水流を中心にした袋帯に仕立てました。
「令旬のひとえ展」にて、是非お手にとってご覧下さい。
波濤に鵜の訪問着 ご売約済
裄1尺7寸(約64.4㎝)身丈4尺5分(約153.4㎝)
深山幽谷文様 刺繍の袋帯 ご売約済
「令旬のひとえ展」
会期:令和元年 5月1日(水)~12日(日)
11:00〜20:00(日祝は19時閉店)
会場:灯屋2銀座店
東京都中央区銀座2-6-5アサコ銀座ビル2F
詳細は、こちらをご覧下さい。
皆様のご来店をお待ちいたしております。