江戸期の帷子を帯に これらの美しい帷子は、江戸期に武家や公家の女性たちの夏衣裳として用いられた、刺繍を施された上布の断片です。 閉ざされた門の遥か向こうでの、雅な生活を彷彿とさせる意匠です。 今回、代々木のアトリエで、お風呂に入り、繕いを施し、さっぱりとして、百数十年の眠りから覚めました。 さて、これから帯に仕立て上がり、この先々まで共に歩んでゆく道連れとの出逢いの時を待つ事になります。 6月2日土曜日からの、「夏よ恋」銀座店でのイベントにどんなお顔で出品するか、今しばらくお待ち下さい。