菊の名前は、「窮まる(きわまる)」が語源と言われ、「一年の最後に咲く花」という意味であるともいわれています。
一年の締めくくりのお着物としてぜひ、菊を取りいれたコーディネートを楽しんでいただきたいですね。
写真の着物は、何色もの色を使った滝のような縞に重ねるように白菊を描いた小紋。
透けるような菊が繊細で可憐な雰囲気を醸し出しています。
ぼかした柿渋の縞が小粋な雰囲気。
合わせた帯は、ベージュと黒が配色のように表現された刺繍帯です。
帯を締めた時の構図の美しさに驚かされます。
源氏車の刺繍半衿を合わせてみました。
滝縞に菊散らし小紋 (着物16-10-10) 120,000円+税
身丈:4尺2寸5分(約161.5㎝) 裄:1尺7寸2分(約65.4㎝) お仕立て直し
雪輪紋に菊と笹刺繍帯 80,000円+税
源氏車刺繍半衿 8,000円+税
田中