少し暑さが和らいだようなきがする今日この頃・・・・
夏の盛りも過ぎ、気持ちがだんだん秋に向かっていっていると思うのは日本人のだけの楽しみ。
8月の間は、夏素材の絽や紗の着物を少し濃い目の色目にして秋草の図柄の帯を締めて、秋を楽しみに待っています。
店頭には、桔梗や紅葉の刺繍帯、ぶどう柄の染帯など秋を待つ間の帯がまだまだ沢山あります。
現代の気候では、夏帯をながめに締めていることも多くなりました。
秋の図柄の帯をぜひ手にとってご覧下さい。
そして、9月も半ばに近づけば単衣帯に締め替えます。
ご紹介の帯は袷用ですが、単衣着物にも締められる薄手の染帯です。
この帯を締めるまでに、まだまだ締めたい帯はたくさんあります。
龍田川の和歌を思う前に、うつりゆく季節を帯に写しながら楽しみたいものです。
月に紅葉の開き名古屋帯
紅葉筏帯留(やきもの) 8000円+税 (※三部紐別)