編み出したレースのような薔薇に、ほぅ…とため息が出てしまう美しい小紋です。
秋らしさを主張しすぎることのない色合いで、大振りな萩の葉が季節を思い出させてくれるまで、いつまでもうっとりと眺めていたくなります。
世界観を壊さぬようそっと合わせたのは、落ち着いた鉄納戸色の中巾帯。
元は丸帯だったものからのお仕立てです。
名古屋帯のようにお太鼓は出来ませんが、半巾帯よりも前幅の調整が効き便利。
半巾帯と同じような結び方で扱って頂けます。今回はシンプルな文庫結びに。
白い薔薇の帯留を添えて、ただシンプルに、大人の女性の美しさを引き立たせるコーディネートにしました。
儚い夢のような繊細なアンティークをお楽しみください。
青暈しレースの薔薇に萩単衣小紋
身丈:4尺1寸5分(約157.7cm) 裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
花唐草織り単衣中巾帯 10000円+税
白薔薇帯留 20000円+税
櫻井