柳と燕は「梅に鶯」「竹に雀」と同様にぴったりの組み合わせの意匠です。
古くは花札のモチーフとしても馴染みがあります。
灯屋でも着物や帯のモチーフとして非常に人気です。
紹介の帯は、生成り色の繻子に、風にそよぐ柳のしだれた枝の細い葉っぱが爽やか。
お太鼓部分には博多織の縞を切り継いでいます。
燕の羽根や目の表現も繊細で美しく目を見張ります。
春を先駆けて締めて頂きたい帯です。
柳に燕刺繍名古屋帯 (帯17-3-18)
田中
※ご紹介の商品は「花の季節の着物展」2月25日からご覧いただけます。