映画で着物を楽しむ ②

このシリーズでは大人の女性が楽しめる映画ばかりを選ばせて頂こうと思っております。

「黒い十人の女」
「黒い十人の女」 1961年・大映 監督・市川昆 脚本・和田夏十

この映画をご覧になったかたは、思わず唸ってしまうのではないでしょうか。
脚本は、市川昆監督の公私におけるパートナーで、早世が惜しまれた才媛の和田夏十(なっと)。
女性でなくては書けないセリフが満載です。
男性が見ると複雑な気持ちになるかもしれません。
一人の男性が十人の女性に愛される話です…そして何が起きるか?
驚くほどモダンな作品です。

さて、妻(山本富士子)が着るきものと、愛人(岸惠子)が着るきもの。
イメージして選んでみると…どちらがどちらか、おわかりでしょうか。
他の個性豊かな8人の女性キャラクター全員にも選んであげたいと思いました。
映画をご覧になって、そういう楽しみ方もなさってみてはいかがでしょう。

麻の葉柄粋紗着物に喜多川平朗 羅帯麻の葉柄粋紗着物に喜多川平朗 羅帯麻の葉柄粋紗着物 59,400円
身丈:4尺4寸(約166.cm)
裄:1尺7寸8分(約67.4cm)
喜多川平朗 羅帯 86,400円
煙水晶帯留 17,280円

萩と撫子の錦紗小紋に黒絽に百合と蜻蛉刺繍名古屋帯萩と撫子の錦紗小紋に黒絽に百合と蜻蛉刺繍名古屋帯萩と撫子の錦紗小紋 97,200円
(着物16-4-18)
身丈:4尺3寸(約163.4cm)
裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
黒絽に百合と蜻蛉刺繍名古屋帯
43,200円

海老沢