「錦紗小紋と単衣帯」

萩と撫子の小紋に桔梗に蝶刺繍帯四月も後半になり木々の緑が一段と輝いています。
吹く風もさわやかで、こんな日は、柔らか物を着て春風を感じてみたくなります。
写真の単衣は、錦紗と呼ばれる通常の縮緬より経糸を密にし、横糸に撚りの強い細糸を使ったもの。
軽くしなやかで布のシボが非常に細かいのが特徴です。

萩と撫子の小紋に桔梗に蝶刺繍帯百合柄の紋織に萩と撫子を紫ぼかしの中に浮き上がらせています。
心まで洗われるような可憐な小紋です。

帯は紫、金、銀の横段暈しに桔梗と蝶が舞っている帯。
地紋の紗織りが美しく豪華な帯です。

萩と撫子の小紋 (着物16-4-18)  97200円
身丈:4尺3寸(約163.4cm) 裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
桔梗に蝶刺繍帯 108000円

田中