14日より、浦野理一、範雄氏の作品を200点展示、販売している浦野展。
連日、本当に沢山のお客様にご来店いただきありがとうございます。
「こんなに浦野作品をみる事が出来るとは、思わなかった!」とよろこんでくださるお客様の声と、お電話でのお問い合わせの多さにスタッフも浦野理一ファンの思いを強く、感じています。
「浦野理一」と聞くと、経節紬を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
浦野理一の代名詞になるほどの個性を放つ織物ですが、実は、この独特な風合いを持つ経節紬は、ご子息である範雄氏が、5年もの歳月をかけて完成させたのだそうです。
染、織りに知識も深く、唐桟縞や黄八丈、江戸小紋など。
あらゆる染、織り物を作りだした浦野染織工房だからこそ、無地の紬にも個性を持たせたいと生まれた経節紬。
「出来上がりを見ても気に入らない物は、ポーンと庭に放り投げちゃうんだよ」
「本当に物創りには、厳しい人だった」とそのお父様の姿勢をなつかしむように笑いながら範雄氏が、話してくれました。
無地の経節のみならず、小津安二郎映画でも魅了された型染めや紅型、もちろん縞、格子。
今回は、希小な縮緬の小紋や振袖、紬の絣が反物でお選びいただけます。
浦野ファンのみならずとも、どうぞ、お見のがしなく!
2月は無休で営業いたします。
どうぞ、ご来店ください。
白井