桜はまだ先と思っていても、最近の時の流れの早さには驚いてしまう、とスタッフ同士でもつい話してしまいます。
橙の花びらに青い葉の、大輪の八重桜が遠目にも目を引く、アンティークの贅沢な刺繍。
さくらの「サ」は山の神を意味するそうです。
春になると、田の神となって稲穂に宿るため、山から里に降りる。
その、山から里に降りゆく途中で座する場、つまり鞍(クラ)とした神聖な木を、「サクラ」と呼んだ…
山から里へ広がる春の気配を神にたとえたのか、それとも、春を引き連れて山から舞い降りる神の姿が、古代の人々には見えていたのでしょうか。
八重桜の刺繍名古屋帯 59400円
桜と楓文様小紋 (着物16-1-2) 151200円
身丈:4尺2寸5分(約161.5cm) 裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
松田