お正月のきもの展では、着こなしに華を添える帯留もたくさんご用意しています。
その中から幾つかご紹介します。
七宝の円形は円満を表すことから、縁起の良い吉祥文様として扱われます。
サンプラでできた七宝紋の中に輝きが美しい紫水晶をはめ込んでいます。
やわらかものの着物にはんなりとお締め下さい。
扇は儀式や祭事にも使われ、広げた状態から「末広がり」と言う別名を持っています。
晴れの場でさりげなく使いたい帯留です。
鈴は魔除けの意味があります。
「今年も良くなり(鳴り)ますように!」との意味もあり、縁起物です。
木彫りの大小の鈴が愛らしい帯留。
昔は作物の種入れとして用いられてきた歴史が長く、瓢箪の中に入れた種は必ず目がでるので、縁起ものとされてきました。
中国では種が多いことから「子孫繁栄」「商売繁盛」のシンボルとして尊ばれました。
透明感のあるべっ甲が美しい帯留です。
竹は松竹梅の一つとして室町時代より縁起物とされてきました。
松は冬でも枯れないということから「不老長寿」の象徴、竹は地面にしっかりと根を張り真っすぐ伸びる事から「子孫繁栄」梅は気高さや強さから「長寿」の象徴とされてきました。
蒔絵の雲紋も美しい帯留。
田中