8月も終わりに近づき、9月も目前。
9月9日は「重陽の節句」。
菊に長寿を祈る日。
陽(奇数)が重なる日そして奇数の中でも一番大きな数字という意味で重陽と言われています。
今回は菊の染帯をご紹介します。
(左から)
庭先の竹垣に咲いた菊と紅葉が美しく描かれた染帯。
初秋らしい色合いがすっきりした印象です。
江戸縮緬菊の染帯 (帯13-10-9) 62000円
薄はなだ色の縮緬地にこちらも竹垣を抽象的に描いた線と、菊がリズミカルに配されています。
はなだ色の地にオレンジと白の菊が映えています。
小紋やお召しなどと合わせてしっとり着ていただきたい帯。
薄鼠色に菊花に箔散らし文名古屋帯 (帯13-10-38) 64000円
薄紫のぼかしに菊と箔のちらしの柄が大胆に配されている帯。
所どころに刺繍が施され厚みを持たせています。
秋の季節に活躍しそうな帯です。
田中