あさがおの花

赤い十字絣越後に朝顔模様絽名古屋帯古くは奈良の時代に中国から輸入されたという朝顔は、別名を牽牛花(けんぎゅうか)とも言い、七夕の牽牛・淑女の、牽牛の花と書くので、入谷の朝顔市は七夕の前後の三日間、開催されるようになったそうです。

朝顔が大好きで出掛けた朝顔市。
今年は、朝顔とともに夕顔も一緒に買って来たのですが、去年と同じようにしていたはずが、午前中から30℃を越える今年の猛暑のせいで、朝顔も夕顔も花が蕾から開ききらずに力尽きてしおれ、夜帰ってみると干からびているという事態に…

慌てて日陰に置くようにして、ようやく新しい蕾をつけ始めたところです。
去年はあんなに咲いたのに、新しい蕾をつけるまでのこのひと月、ほとんど咲かずに寂しい限りでした。

赤い十字絣越後に朝顔模様絽名古屋帯真夏の花のイメージの強い朝顔は、陰暦の影響もあるのでしょうが、実は秋の季語。
実際、去年も10月初旬まで咲いていたくらいです。
さすがに、10月に見る朝顔は、季節外れを隠せなくはありました…(笑)

木彫りのうちわの帯留は、丸山美術さんの手作りです。
まだまだ、かわいい朝顔模様をお楽しみくださいませ。

朝顔模様絽名古屋帯 48600円
赤い十字絣越後 (着物13-5-30) 147000円
身丈:4尺1寸(約155.8cm) 裄:1尺7寸3分(約65.7cm)
うちわの帯留 12960円

松田