大津絵の染帯

薄胡桃色本場結城紬に大津絵横段染帯大津絵とは、今からおよそ340年昔(江戸初期)東海道五十三次の大津の宿場で軒を並べ、街道を行き交う旅人に縁起物として神仏絵を描き売ったのが始まりです。

大津絵には代表的な画題がありその護符には様々な意味が込められています。
例えば写真の帯には「釣鐘提灯」「藤娘」「雷と奴(やっこ)」、三つの画題が描かれています。

それぞれ「釣鐘提灯」重んずべきものを軽んじ、道理が転倒している世の中を風刺したもの、「藤娘」愛嬌加わり良縁を得る、「雷と奴」普段は威張り散らしている奴を、その雷鳴でおびえ挿している様は雷神の面目躍如。
まさしく民衆に隈敬されていた天上の神。
それぞれの画題の意味や風刺を考えながら締めて頂けたら、二倍も三倍も楽しくなりそうです。

大津絵横段染帯薄胡桃色本場結城紬

大津絵横段染帯 27,000円
薄胡桃色本場結城紬 108,000円 
身丈:4尺2寸(約159.6cm)  裄:1尺7分(約64.6cm)

田中

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