新春のお出掛けに羽織のご用意が整いました。
昔の紋綸子は、こんなに手触りのよいものかとおどろかされる質のよさ。
青藍色に亀甲と宝尽しの文様が、また、豊かな気持ちにさせてくれます。
背中で魅せる羽織にふさわしく、肩からのしだれ柳と小瑠璃鳥の配置は見事な構図。
それぞれの小瑠璃鳥の姿が、多彩な配色で繊細に刺繍されています。
昔だからこそ、こんな刺繍の絵羽織りも作れたのだろうな…と感じさせてくれる素敵な羽織。
お仕立て直しの際にアールデコの羽裏をつけましたので、魅力倍増です!
裄が1尺7寸8分と、アンティークにはめずらしい寸法。
今回の「春を待つ着物展」は、羽織物も充実しています。
ご来店の上、しなやかな羽織物、かけてお試しください。
枝垂れ柳に鳥の図刺繍羽織 (着物14-12-20) 91800円
身丈:2尺6寸(約98.8cm) 裄:1尺7寸8分(約67.6cm)
白井