リマール織はインドネシアスマトラの州都、バレンバンを中心とした広い地域で20世紀前半頃まで織られていた、緯絣の美しい織り物です。
赤や紫、緑の色彩を中心に、幾何学柄をはじめ草花や鳥の翼をモチーフにしたものまで多彩。
写真の帯は金を紋織りで織りこんだ女性の礼装用肩掛けを帯に仕立てたもの。
紋織りの部分をたれの部分に使い華やかな帯になりました。
抑えた色の紬などと合わせて頂くと、緯絣の美しさが一層引き立ちます。
絣の紫と合わせた水晶の帯留でアクセントを付けてみました。
結城紬袷 147000円
着丈:4尺1寸(約155.8cm) 裄:1尺7寸2分(約65.3cm)
リマール織名古屋帯 172800円
紫水晶楕円花と葉帯留 30240円
田中