10月になり、そろそろ袷のお着物の季節となります。単衣には染めの帯をさらりと合わせ軽やかに着ていたコーディネートも、袷の着物になるとやはり重厚な刺繍の帯が合わせたくなります。
写真の刺繍帯は、この季節ならではの菊の刺繍をたっぷりあしらった帯です。
左の帯は江戸の小袖の模様を写した丸帯を名古屋帯に仕立てた豪華な柄。
右の帯は疋田の菱文に、菊と楓の花紋が刺繍されています。
繊細な金駒刺繍も配されアンティークならではの配色です。
いずれも名古屋帯ですのでやわらかものだけでなく、紬などと合わせてちょっとしたお食事会などにも楽しめます。
この他にも季節の柄の刺繍の帯がたくさんお店には並んでいます。
ぜひ、自分だけの帯を探しにいらしてください。
(左から)
秋草模様小袖うつし名古屋帯 (帯14-9-42) 75,600円
疋田菱文秋草名古屋帯 39,900円
田中