小千谷縮は越後上布と共に、国の重要無形文化財に指定されています。
江戸時代の中ごろ撚り糸を作って布にシボ(縮み)という小さなしわを作る方法が考え出され、越後上布に縮みを付けた「小千谷縮」が誕生しました。
シボのある麻織物のさわやかな肌触りは、武士やお金持ちの夏の衣料として人気がでました。
写真の小千谷縮の着物は現代では見ることのできない、青地に大らかな幾何柄の絣が一面に織りだされています。
シボも細かく柔らかな肌触りで、汗をかく今の時期ではさらりと着て頂けます。
また、写真の様な染帯や麻の自然布帯など様々な帯合わせが楽しめます。
合わせた帯びは、雪の下をモチーフにしたアールデコ調の染帯。
こんなコーディネートでご友人とのランチなどにいかがでしょうか。
きっと楽しい時間が過ごせます。
小千谷縮 青地に幾何柄(着物14-6-45) 43,200円
身丈:4尺2寸(約159.6cm) 裄:1尺6寸8分(約63.8cm)
雪の下アールデコ柄名古屋帯 21,600円
田中