「向い干支」をご存知ですか?
十二の干支動物をまるく配置して、ちょうど真向かいの干支、数で言うと七番目の動物になります。
「裏干支」とも言いますね。
互いに正反対の性質を持っていることから、守り干支にする方も多く、作家の泉鏡花が、兎の小物などをいつも身近に置いていたのはそのような理由だったそうです。
来年は午年なので向い干支は子年になります。
ということで、今日ご紹介する帯の柄をご覧下さい。
馬と鼠が描かれていますね。
向い干支がしっかり手を組んで、来年は良い年になりますように・・・・・!
胴とお太鼓がわかれて仕立てられている付け帯です。
元はおそらく胴裏か長襦袢だった布、向い干支のお守りは江戸時代からの言い伝えなので、きっと大事に身につけられていたのでしょう。
当店には他にも干支の動物が描かれた帯や着物がございます。
どうぞご自身の干支や、向い干支をお探し下さいませ。
馬と鼠柄付け帯 39900円
海老沢