来年の梅 その参

来年の梅 その参古来から愛され続けてきた「梅」。
その性質になぞらえて、人々はいろいろな梅にまつわる言葉を考えたようです。

「花も実もある」
外観も美しく、内容も充実していること。

「梅根性」梅は、煮ても焼いてもまだスッパイことから、頑固でなかなか変わらない性質。いい意味では頑張り屋。

「梅は蕾より香あり」
才能のある人や大成する人は、幼い頃からそれが現れること。
蕾の時からよい香りを漂わせる梅にたとえる。

また梅は厳冬に咲く事から、激しい状況でも笑顔を絶やさない人のイメージでもあり
梅の実は、やがて落ちて芽を出す事から、 生命のしるしとされています。

こちらの三点の帯、色や描き方の違いでその性質も様々のように見受けられますね、
さあ、貴方はどの梅の姿に心を寄せられるでしょうか。

右より

檜皮(ひわだ)色地に梅名古屋帯 29000円
(共布の端切れ付。半衿にどうぞ)
黒地に小梅の名古屋帯 29000円
縹(はなだ)色地に梅名古屋帯 24000円

海老沢

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